冬の海に挑む水中ドローン! 山口大学&山口県/産業技術センターとの共同研究のつづき

こんにちは、和宏産業ICT事業部です。

 

9月の岩国海洋環境試験評価サテライト(IMETS)では、良好な結果が得られましたが、どれほど理想環境での測定が上手くいっていても、実地での運用はまた別の問題。

12月4日5日、和宏産業は、山口大学、産業技術センター、および協力企業様と実地実験を行いました。

舞台は岩国市新港、冬の海は非常に寒々しく、今年3月に訪れたときとは違った表情を見せていました。

水は仄暗く、1m程度しか沈めていない音響測位機のアンテナも、もう見えません。

波も激しく、アンテナはふらふらと揺れ、くるくると回り始めます。

3点への音の到達時間で位置を推定する以上、アンテナ本体が固定できていないのは大問題です。

操縦士の右に転がっているのが、海中投入前のアンテナです。

 

我々も、冬の海での計測に慣れておらず、結局その場にあったものを組み合わせて、何とか三

計測データの解析はこれからですが、きっと良い結果が得られると感じています。